午前中、水槽のメンテナンスを終えてなんとなく思いました
" 金魚って何者 "
身近に飼育でき種類もたくさんいる金魚
いったい何者なのか調べてみました

金魚は誰もが知っている観賞魚ですが
じつは、多くの謎に包まれた魚でもあるのです
金魚のルーツはいったいどんな魚なのか?
どのような経緯で品種改良が進んだのか?
まだまだわからないことがいっぱいです
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観賞魚には、錦鯉のようにカラフルな色彩を持つものや、熱帯魚のグッピーの
ように色彩とともに、優雅な尾ビレを持つものがいます

しかし、金魚ほど体型や色彩がバラエティに富んだ観賞魚は
ほかに類を見ません

あるものは尾ビレが2つに分かれ、またあるものは
眼が突出し、頬に大きな水泡をを持つものや
背ビレがないもの、頭部に立派な肉瘤が発達している
金魚もいます

ことさら変わった体型はもとより、体色だけ見ても
バラエティに富んでいます
どうして金魚にこれほど多くの品種が生まれたのか
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金魚のルーツは1500年以上も昔、中国南部で現れた野生の
" 赤いフナ "と考えられています
赤いフナというのは突然変異で体色が赤くなった" ヒブナ "です
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❄ ヒブナ ❄

ヒブナを飼育繁殖し、その子孫を選別しながら赤いフナだけを繰り返し
繁殖させたことが金魚飼育のルーツだったようです
このような自然界ではごく稀にしか生まれない赤いフナを
長い時間をかけて飼育していく中で、今度は体型に
違いのあるものが生まれました

色彩に加えて体型も自然界では目にすることのない魚を
親にすることで、さらに変わった体型の金魚が
生み出されたのは間違いないでしょう
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金魚の体型にいろいろなものがあるのは、そのひとつに
歴史がほかの観賞魚に比べ非常に長いということがあります
つまり" 品種改良 "の歴史が長いということです
加えてフナという魚に" 突然変異が現れやすい "という
資質があったのかもしれません
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❄ 頂点眼 ❄

種は違いますが日本の広範囲に分布する" ギンブナ "は
地域によって外見が異なることが知られています
いくつかの地域のギンブナを一緒に並べてみると
体型や体色が明らかに異なることがよくわかります
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❄ ギンブナ( 確かにそういわれればそうかも ) ❄
このような違いは環境によるものなのか、それとも
遺伝的なものなのかわからないようです
同種の中でも、さまざまな外見を持つ魚が生まれることも
金魚のように突然変異が出やすいことに関係があるような気がします

" 金魚 "という魚は日本人に最もよく知られた魚ではないでしょうか
" アジ "や" サバ "といった食用魚も、金魚と同じく多くの方が
その名前を知っています

しかし、実物を見せて名を聞いても、それが" アジ "なのか
" サバ "なのかわからない人は意外にも多いものです
でも" 金魚 "の場合、名を聞けばそれがどんな姿をしているか
誰もが想像できますし" 金魚 "と誰もが認識できます
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しかも多くの方がきっと、自宅や学校などで一度は
飼育したことがあるかと
これほどまで多くの人に親しまれ、そして愛されている
魚はそうほかにはありません

日本人にとって" 金魚 "は文化であり、身近な存在かと

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