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福島県いわき市に" アクアマリンふくしま "
という環境水族館があります
アクアマリンふくしま
イルカのショーとかアシカのショーなんかは
なく、一般的な水族館とは違って太平洋の
「 潮目 」をテーマにいろんな視点から海の
不思議をときあかすという、違ったタイプの
水族館なんですが



この" アクアマリンふくしま "はあの生きた化石「 シーラカンス 」の
研究も盛んにしており、今回シーラカンスの胸ビレが人の腕と
同じ筋肉構造になっていることを発表しました

いわき市のアクアマリンふくしまは7月26日、同館職員や大学教授らでつくる
共同研究グループが館内で解剖したシーラカンスの胸ビレに、人間の
上腕と同じ筋肉の構造が見つかったと発表した


哺乳類や鳥類などの四肢動物が歩くのに必要な構造で、シーラカンスが
属する肉鰭(にくき)魚類から発見されるのは世界で初めてだという

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肉鰭魚類は胸と腹のヒレに骨がある魚で
この魚類の胸ビレが四肢動物の前脚、
腹ビレが後脚に進化したとされる
人間の腕には方と肘それぞれの関節を
つなぐ「 一関節筋 」と、両関節をまたぐ
「 二関節筋 」がある
犬などの四足歩行する動物もこの二つの
関節筋が脚にあり、姿勢を保って
歩くことができる
シーラカンスの胸ビレ内にも同じ形態の
筋肉があるのを確認した


アメリカの解剖学会誌オンライン版に研究成果をまとめた論文が掲載された

アクアマリンふくしまの担当者は
「 生物の進化の過程を知る上で大変貴重な資料となる 」とし
さらに調査を進めるとのこと

解剖したシーラカンスはアフリカ・コモロ諸島近海で
現地人によって捕獲され、標本になった後で
アクアマリンふくしまが借り受けた

とのことで、シーラカンスの捕獲はニュースになって
話題になった時もありましたが、解剖までするとは
思いもよりませんでした
" 生きた化石 "と称されるだけあって、まだわからないことが
たくさんあるんだろうなぁ と思いました

さらなる研究・調査を期待したいです

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