新年1発目のアルバム紹介は
ピンク・フロイドの「 Atom Heart Mother( 原子心母 ) 」
本来であればシド・バレットが在籍していたときのアルバムを
紹介するところなんですが、プログレ好きのechoesも
さすがに初期の頃のピンク・フロイドは難しすぎます

で、このアルバムはどうなのかというと難しいですが
すばらしいアルバムで、これぞ" ピンク・フロイド "しています
なので、いつもより詳しくご紹介します
41TFHGM1MYL_R
1970年リリースの" 原子心母 "
ヒプノシスによる" 牛 "のジャケットも有名ですよね
( インパクトあり過ぎですよね、ジャケットの裏も" 牛 " )
本作は全英初登場1位、全米55位を記録し各国でヒットしました
それまでのピンク・フロイドのアルバムはどちらかというと
アンダーグラウンドで難解な実験的音楽的要素が強かったんですが
" 原子心母 "からはわかりやすく聴きやすい内容になっています
シド・バレット脱退後、初めて商業的・音楽的成功をもたらしています

Set List
1 原子心母 Atom Heart Mother
(1) 父の叫び Father's Shout
(2) ミルクたっぷりの乳房 Breast Milky
(3) マザー・フォア Mother Fore
(4) むかつくばかりのこやし Funky Dung
(5) 喉に気をつけて Mind Your Throats,Please
(6) 再現 Remergence
2 もしも If
3 サマー'68 Summer'68
4 デブでよろよろの太陽 Fat Old Sun
5 アランのサイケデリック・ブレイクファスト Alan's Psychedelic Breakfast
(1) ライズ・アンド・シャイン Rise and Shine
(2) サニー・サイド・アップ Sunny Side Up
(3) モーニング・グローリー Morning Glory

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
Member
G,Vo:デヴィッド・ギルモア David Gilmour
B,Vo:ロジャー・ウォーターズ Roger Waters
Key,Vo:リチャード・ライト Richard Wright
Ds:ニック・メイスン Nick Mason
---------------------------------------------------------------------------------------------------------

表題曲" 原子心母 "は23分を超える大作
ストリングスやブラスバンド、コーラス隊を大胆に使った作品です
原題の「 Atom Heart Mother 」とは、心臓にペースメーカーを
埋め込んで生きながらえている妊婦のことを書いた新聞の
見出しから取られたもの

そのほかの曲はバンド個人による書下ろし曲と、メンバー全員の
共作による曲がテイクされています
ロジャー・ウォーターズの" もしも "は後の傑作「 狂気 」の
コンセプトの原形と言えます
ですが、この曲は繊細かつ内向的で、後の作品のような
" 攻撃性 "" 社会性""大仰"さはみられません

" デブでよろよろの太陽 "はデヴィッド・ギルモアの作品で
ライヴのレパートリーになった曲、" サマー'68 "は
リチャード・ライト作で、3人による曲の中で一番ポップです

" アランのサイケデリック・ブレイクファストはバンド全員の
共作で、ミュージック・コンクレート作品になっています
題名に入っている" アラン "とは当時バンドのロード
マネージャーだったアラン・スタイルスのことで
メニューの声もスタイルスによるものです
 原子心母 Atom Heart Mother

長いです、時間ある方は是非どうぞ
 デブでよろよろの太陽 Fat Old Sun

邦題はすごいタイトル( デブでよろよろって )ですが
曲自体はキレイな曲ですし歌詞も" よろよろ "ではないですよ
最後のギターソロは圧巻です( さすがギルモア )

HOME